吃音(どもり)のぼくが会社員のときに苦しんだ3つのこと

僕は小学5年生くらいのときから吃音症(どもり)に悩まされてきました。

そんな僕でも就職活動ではなんとか内定をいただき、就職することができました。ですが、やっぱり吃音(どもり)を持っていると会社員という働き方には苦労しました。

そんな苦労を一人でも多くの人に知ってもらうために、今回はぼくが会社員時代に苦労したことを綴りたいと思います。

 

電話・内線

これは吃音(どもり)の方ならば誰でもが悩むことですね。何が嫌かって、自分の名前が言いづらいということなんです。

僕の名字は「ナカムラ」なんですけど、自己紹介のときとかは「ナ、ナ、ナ、ナ、ナカムラ」みたいな感じになってしまいます。なんか自分の名前が言いづらいって結構恥ずかしいですし、馬鹿にされるんですよ。

面と向かって話すときは、相手も「どもってんのかなぁ」くらいに捉えてくれますけど、電話口だとモゴモゴしてるって思われるので、相手を苛立たせてしますんですね。(これが辛いんです…)

なので、電話が鳴る度にビクッとしてましたし、恐怖心さえありました。

 

朝礼・あいさつ

あいさつは結構言いづらかったですねぇ。

「お、お、お、おはようございます」みたいになったりすることもあって、毎朝部署の扉を開けることが怖くて仕方がなかったです。誰かと一緒に入ってあいさつするときは比較的どもることも少なかったので、トイレで誰かを待ってから行くこととかもありました。

あいさつだけならまだしも、朝礼ともなると朝から気分は最悪ですね…。大勢というほど人はいませんでしたけど、40人くらいの前で一人で何かトピックスを共有しなくちゃいけなくて、それがもう大変でしたね。

言い易い(どもらない)トピックスだと思って前に立っても、いざ前に立つと結局どもってしまって、それで頭がパニックを起こして結局何を伝えたいのかわからないようなことを言って終るということもありました。

それがトラウマになって、余計にどもることにもなるので会社での朝礼をする制度はなくしてほしい限りです。

 

ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)

そもそもどもってしまうので、先輩に言葉で伝えることが難しかったです。一日の終わりに、報告書で出すときはメールなので苦労はしないんですけど、仕事中わからないことがあっても、言葉に詰まってしまうことも度々ありました。

詰まってしまうので、伝えたいことが相手に伝わらずに怒られることも結構ありましたね。

「はっきりいって!」みたいに怒られるんですけど、言いづらいから仕方なく「はい、すみません…」と謝って終わりです。

 

なぜこんな苦労話をするのか?

僕はもう少し多くの方に、この吃音(どもり)という症状を認知してほしいんですよね。

どもることって誰でもあるので、「あ、どもったの?」程度に流されることがよくあるんです。けど、僕にとってはどもることほど苦痛というか嫌なことはなくて、そういった反応をされることすら嫌でした

もちろん、僕自身も考え過ぎな面はあると思うんですよ。よくどもるなぁくらいに考えておけば済む話かもしれませんが、やっぱり長年悩んできた症状なだけにそんな簡単にはいきません。

なので、できるだけ多くの方に「どもる」という症状は誰しもが持っているものだけど、それで悩んでる人もいるということを理解しておいてほしいと思っています。電話口でモゴモゴしているなら、少し間をおいて話してくれても良いです。そういった気遣いがありがたいんです。

イライラして焦らすことだけはしないでください。余計に言いたいことが言えなくなってしまうので…。

こういった啓蒙活動もできればいいなぁと思うばかりですね。

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