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こんにちは
障がい者雇用で働き出して快適な生活を送っているなかむらです。
障がい者雇用では、新卒でも、中途でも求められるスキルはそれほど多くはありません。
もちろん年収を上げようと思えば、高度なスキル、専門的なスキルが要求されます。
ですが、そこそこの企業に就職し、そこそこの年収をゲットするのであれば、そこまで難しいスキルは必要ありません。
今回は、僕が障がい者として就職するまでに身に付けたスキルから、実際に就職してから役に立ったスキル、そして、転職活動をやってみて「このスキルあると便利だな」って思ったスキルについて簡単にまとめています。
障がい者枠でこれから就職・転職活動をする方にはぜひとも参考にしてほしいです。

こんなこと書いています
スキル以前に大切なこと
障がい者雇用での就職に役立つスキルについて紹介する前に、スキル以前に大切なことについて話しますね。
障がい者雇用では、スキルや経験、経歴、学歴など以上重視される点があります。
それは“障がい(もしくは病気)を受容し、どのように対処しているか?”ということです。
受容というのは、自分の障がいについてどの程度理解できているのか?そして、障がいの特性上難しいことを理解しているか?ということです。
そして、障がいへの対処については、障がいの特性上苦手なことや難しいことについて、自分なりにどうやって克服しようとしているのか?ということです。
たとえば、僕には吃音症という言葉が詰まる障害があり、名前や数字など言い換えができない言葉に詰まる傾向があります。そのため、電話対応が苦手です。
ですので、電話対応が必要な場合は上司に内容を伝え、電話をしてもらうようにしています。ただ、急を要さない場合は、メールやチャット、口頭で相手にわかりやすく伝える工夫をしています。
障がい者雇用で働く人は、少なからず配慮を必要としていると思います。
そのため、自分にはどんな障がいがあり、それに対してどんな工夫をしているのか?ということを把握していることが、就職や転職活動を進めていく上では大切です。
スキルを磨くことももちろん大切ですが、まずは自分と向き合い、乗り越える工夫についてもまとめておくといいですよ。
障がい者雇用で役に立つ5つのスキル
では、ここからが本題です。
比較的簡単に身に付けられるスキルから紹介しているので、紹介している順に身に付けていくといいと思います。
ちなみに僕はプログラミングはできません笑
タイピング
タイピングができるだけでも、障がい者雇用ではプラスになります。
もちろん、単にタイピングができるだけではダメですよ。正確に、早くタイピングできることが大切です。
目安としては、一分間で200~300文字程度(できれば500文字)入力できれば問題ないです。ミスは5回くらいにとどめたいですね。
障がい者雇用では、データ入力や書類作成などの仕事が多いです。そのため、少しでも正確に早くタイピングできるだけで一歩前に進めます。
企業によってはタイピングやパソコンスキルのテストを課すところもあるので、身に付けておいて損はありません。
タイピングの練習をするなら>>e-typing
officeスキル(Excel、Word、PowerPoint)
タイピングがそれなりにできるなら、officeスキル(特にExcel)も身に付けておきましょう。
ExcelやWord、PowerPointのスキルといっても、障がい者雇用ではそれほど難しいレベルは求められません。
もちろん、ExcelVBAなどの上級レベルのスキルを身に付けていれば、高年収も望めますがそこそこを目指すなら、上級スキルは不要です。
求められるレベルとしては下記のようなレベルです。
- Excel:MAX、AVERAGE、SUMなどの初歩的な関数が使える
- Word:簡単な文章が作成できる。
- PowerPoint:表や図を用いて資料を作成できる。
という感じです。企業によって求められるスキルは異なりますが、上記のレベルのことができればまず問題ないです。
また、もしできないことがあっても自ら調べて対処できるなら、それでもOKです。
簿記(簿記3級あればOK)
比較的簡単に取ることができ、就職活動で有利になるが簿記です。
一般的な就職活動では、簿記といっても2級以上と実務経験が必要だったりしますが、障がい者雇用なら簿記3級持っていればOKです。
実務経験もあるに越したことはないですが、特になくても有利になります。
僕が障がい者雇用で転職活動をしているときにも、「必須条件:簿記3級以上」とだけ記載された求人をいくつか見かけました。
苦手な人にとっては簿記3級は難しい試験かもしれませんが、半年間しっかり勉強すれば合格できる資格です。
少しでも就職・転職活動を有利に進めたいなら、簿記は取っておきたい資格ですね。
英語力(TOEIC650点以上)
そこそこの英語力でも、障がい者雇用では大きな武器になります。
どのくらいの武器になるのか?というと、就職・転職先に“外資系企業”という選択肢が持てるくらいです。
英語力といってもピンからキリまでありますが、TOEIC650点(少なくても600点)くらいあれば、一気に選択肢が増えます。
僕はTOEIC650点少々しかありませんが、障がい者雇用で求人を探してもらった際に外資系企業をかなり提示してもらいました笑。
書類に通るかは別問題ですが、TOEICや英検など目に見える形で英語力を示せるだけでも、就職活動でも有利なので取れるなら取っておいて損はありません。
スピーキングスキルやライティングスキルもあるに越したことはありませんが、就職段階では読めて、聴ければ問題ないです。あとは、実務を通して身に付けていった方が身に付くのも早いです。

プログラミング
プログラミングスキルがあれば、専門職として健常者の雇用と同じレベルで雇ってもらえます。
僕にはプログラミングスキルがないので、難しいことはわかりませんが、プログラミングができる人を求めている企業はたくさんあるので、求人数という点でも確実に有利になります。
また、プログラミング系の仕事であれば、営業職や事務職ほど人と関わる仕事でもないですし、一人で黙々とできる仕事なので、コミュニケーションが苦手な発達障害の方には良いかもしれません。
プログラミングスキルに関しては、向き不向きや好き嫌いもあると思うので、「やってみたい!」「楽しそう!」って思える方だけが身に付ければいいと思います。

さいごに:何でも屋より、一つに特化した方が良い
障がい者の就職・転職で役立つスキルについてまとめてみました。
5つのスキルについて書きましたが、最初からすべてを身に付けようとは考えないでくださいね。
健常者の人が転職活動をする際もそうですが、何でも屋になろうとするとすべて中途半端になってしまい、企業にとっては魅力的な人材には映りません。
なので、まずは一つのスキルに特化して学ぶのが良いですよ。
何からやればいいのかわからないなら、まずはタイピングができるようにしましょう。その上で、ExcelやWordが使えれば就職活動ではかなり有利になりますからね!
障がいを持っていると就職活動も困難に感じるかもしれませんが、戦い方はいくらでもあります。ぜひ、諦めずにやれることからやりましょう。

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