障がい者枠で働きはじめて感じる障がい者雇用の5つの課題

こんにちは!なかむらです。

障がい者雇用の水増し問題が話題ですね。まぁあの問題はあの問題で残念ですが、障がい者雇用で働く僕としては、他人事ではないよなーと感じています。

というのも、障がい者雇用にはまだまだ課題が山積みだと思うからです。

今回は障がい者枠で働きだして感じる障害者雇用の課題について書いてみようと思います。

障がい者雇用に感じる5つの課題

僕が障がい者枠で働きだしてまだ半年は経っていませんが、その中で感じた障がい者雇用の課題は以下の通りです。

  1. 周りとの距離感・温度感
  2. 仕事がなさすぎる問題
  3. 使えるスキルと求められているスキルが合わない
  4. 給料が安すぎる
  5. 法定雇用率を上げたいだけ企業と働きたい僕

周りとの距離感・温度感

障がい者雇用が促進されたとはいえ、障がい者、特に発達障害やうつ病をはじめとした精神障害者が職場にいるというのは、珍しいはずです。

だからなのか、周りの人との距離感や温度感が掴みづらいです。

人によっては、障がいとか関係なくフランクに接してきますし、人によっては「あの人にこのこと伝えてもいいのかな?」「これできてないけど、大丈夫なの?」と僕以外の人に、僕のことを相談して、遠回しに伝えてくる人もいます。

もちろん、障がいの有無に関係なく、人間関係ってそういうものだとは思うんです。ですが、そこに障がいという要素が加わるだけで、若干ぎこちなさが出てるよなーと感じています。

障がい者という存在が、社会に馴染むまでにはまだまだ時間がかかるのかもしれないと、日々感じています。

仕事がなさすぎる問題

これは僕の職場に問題があるのかもしれませんし、僕に問題があるのかもしれませんが、仕事が非常に少ないです。

これは後ほど触れますが、現在障がい者雇用に取り組んでいる多くの企業は、障がい者を雇いたくて雇っているというよりも、法定雇用率を上げたくて障がい者を雇っているという感じです。

なので、障がい者を雇うにあたり、障がい者のための仕事を作り出しているような感じです。

また、障がい者を雇った経験や障がい者をマネジメントした経験を持つ人もまだまだ少ないので、障がい者にどういった仕事を振ればいいのか?試行錯誤している状態と言ってもいいかもしれません。

もちろん、障がいに対して配慮してくれているのかもしれませんし、他の障がい者にとってはちょうどいい仕事量なのかもしれません。

ですが、僕にとっては仕事が少なく感じますし、もう少し仕事で充実したいなーという感じです。

使えるスキルと求められているスキルが合わない

これも一般雇用でもある問題かもしれませんが、障がい者雇用の方が顕著だと感じています。

一部の非常にコアな職業を除いて、障がい者雇用ではデータ入力や資料作成、ファイリング、電話対応、清掃、商品陳列など仕事内容が限られています。

これは、これまで障がい者雇用といえば、身体障害・知的障害の人を雇うことを指していたためだと思います。

ですが、近年は発達障害やうつ病、統合失調症などの精神障害の人も雇用するようになりました。精神障害者の中には、障がい者雇用で働く以前に、一般雇用で働いていた人もいます。

そういった社会人経験がある人にとっては、障がい者雇用で任されるような仕事って簡単なんですよね。

もちろん、徐々に仕事内容を増やしていったり、相談の上で仕事内容を変更したりするのかもしれませんが、採用時点でそういったことも解消できたらいいのになーと思っています。

給料が安すぎる

障がい者雇用全般にいえますが、非常に給料が安いです。

もちろん、時短勤務や時給制、雇用形態によって多少給料が下がってしまうのは仕方がないですし、働かせてもらっているだけまだいい方なのかもしれませんが、それにしても安すぎだと思います。

僕は障がい者雇用の中では比較的給料が高い方だと言われていますが、それでも同年代の平均年収と比べれば約100万円ほど低いです。

周りの障がい者雇用の人の給料を聞くと、「それで生活できるの?」と感じるほどです。

障がい者の雇用が進めば、税金対策や経済効果があるなんて言われますが、そのためにはもう少し給料を引き上げないとダメなんじゃないかなーと思っています。

法定雇用率を上げたい企業と働きたい僕

これが個人的には一番の課題だと思っています。

企業としては法定雇用率を上げたくて、障がい者雇用に取り組んでいるはずです。

もちろん、中には障がい者に働く環境を作ってあげたい、社会貢献したいという想いから障がい者雇用に取り組んでいる素晴らしい企業もあります。ですが、まだまだそういった企業は少ないです。

で、法定雇用率を上げたいがために障がい者雇用に取り組むとどうなるのか?というと、雇ったはいいけど、障がい者に任せる仕事がなかったり、どう扱っていいのかわからなかったりといった問題が生じるわけです。

「まぁ給料がもらえるなら、仕事なんてなくてもいいや」って感じる障がい者もいるかもしれませんが、多くの人は何かしらやりがいや生きがいを感じたいわけですから、仕事ないのに会社に行くとなるとそれはそれで辛いはずです。僕も辛いです。

「給料泥棒になってないかな…」とか「こんなことしてていいのかな?」って不安に感じますからね。

法定雇用率を上げたい気持ちはよくわかりますが、それならそれで障がい者が働ける環境を整えてから、障がい者雇用に取り組むべきではないかと思います。

さいごに

障がい枠で働いて感じる障がい者雇用の5つの課題について書いてみました。

僕が書いた障がい者雇用の課題というのは、障がい者雇用の現場で起きている課題のほんの一部にすぎないと思っています。まだまだ問題は山積みです。

もちろん、それは働いている障がい者と企業だけの問題だけではなく、働けていない障がい者や障がい者雇用に取り組んでいない企業の問題もあります。

障がい者雇用精度はまだまだ歴史も浅いので、これからどんどん問題は出てくると思います。ですが、それでも取り組まなければならないのが、障がい者雇用だと思います。僕としては、障がい者雇用に関わる当事者として、できることを探して解決していければと思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください