就労移行支援の利用者はどのくらいの期間で就職できるのか?を利用者目線で考えてみたい

どうも、なかむら(@ynakamura1201)です。

就労移行支援に通いはじめたときは、「さっさと就職してしまいたい」なんてことを考えていました。

ですが、なんやかんやで半年が過ぎ、「いつになったら就職できるのか…」と不安を感じるようになってきました。僕と同じように、当初の気持ちとは裏腹に、就職までの期間がどんどん長引いている人は少なくないと思います。

また、就労移行支援を利用しようかな…?と検討されている人の中には、「どのくらいの期間で就職できるんだろう…?」と疑問を感じている人もいるかもしれません。

ということで、今回は就労移行支援の利用者はどのくらいの期間で就職していくのか?ということについて書いてみようと思います。今、就労移行支援を利用されている方、これから利用しようと考えている方に参考にしていただければと思います。

就労移行支援の利用期間は原則2年

そもそも就労移行支援という福祉サービスの利用期間は、原則として2年間です。

もちろん、本利用する前に体験利用する期間もありますし、人気の事業所によっては待機期間もあり、その期間も利用することができます。そういった期間は、本利用期間の2年間には含まれません。

延長申請し、許可されれば12ヶ月プラスできる

多くの人は2年間で就職しますが、中には2年間では就職できない人もいます。

もちろん福祉サービスなので、2年間が過ぎて就職できていなくても、「はい、おしまいね!」といって見捨てたりはしません。その人の状況によりますが、市区町村が必要性を認めれば、期間を最大1年間延長することができます。なので、実質3年間利用することになります。

ただ、これは市区町村が必要性を認めた場合に限った話で、最近では許可もおりにくくなっていると聞いたことがあります。というのも、近年就労移行支援を利用したいという障がい者が増えていて、待機者が続出していることが原因なのではないかと思います。

なので、「1年間延長できるんだし、2年間で就職できなくても大丈夫でしょ!」と軽く考えずに、できる限り2年間で就職できるように努力した方が無難だと思いますね。



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就職するまでの期間は6ヶ月〜1年

で、本題の就労移行支援を利用すると、どのくらいの期間で就職できるのか?という話なんですが、結論からいうと

6ヶ月〜1年

というのが、就職するまでの平均的な期間ですね。

内訳としては、

  • 1〜3ヶ月:環境適応、プログラム受講
  • 2〜4ヶ月:自己分析、企業訪問、企業実習、合同説明会参加
  • 2〜4ヶ月:就職活動

という感じです。ざっくりとしてますが、だいたいこんな流れで就職していく人が多いように感じます。

実際には、半年で就職していく人というのはかなり少ないです。多くの人は10ヶ月〜12ヶ月をめどに就職していくイメージがありますね。というのも、なんだかんだで事業所という環境に慣れるのに数ヶ月かかりますし、障がいを受け入れて就職するとなると履歴書や職務経歴書の書き方も変わってくるので、時間がかかるんです。

なので、「早く就職してしまいたい!」と思っていても、意外と時間は過ぎてしまうんです。で、振り返ってみると半年や一年経っているなんてことになるわけです。

就労経験がない、離職期間が長いなどの場合は長引く傾向にある

多くの人は、6ヶ月〜1年という期間を経て就職していくわけですが、就労経験がなかったり、離職期間が長かったり、生活リズムが整わないなどの場合は、比較的長引く傾向にあります。

理由として考えられるのは、

  • 社会人としてのマナーや知識などを身につけるのに時間がかかるため
  • 何が向いているのか?など適正判断に時間がかかるため
  • 実習回数や期間が長くなるため
  • 生活リズムを整えるのに時間がかかる

などが考えられます。

就労経験がない人は、マナーや知識なども備わっていないのでそういったことのインプットと、実習や企業見学を通して働くイメージを持つためのアウトプットに時間がかかることが想定されます。逆に、離職期間が長い人の場合は、生活リズムが整っていないケースが多いので、生活リズムを正したり、体調管理をしっかりとすることにかなり時間がかかることが想定されます。

もちろん、置かれている状況や障がいの特性などによっても、期間の長短はさまざまです。なので、就労経験がないから、離職期間が長いからという理由だけで、就職までの期間が長くなるわけではありません。

通所しはじめる時期によっても期間は変わる

また、通所し始める時期によっても就職までの期間は変わります。

たとえば、6月1日時点で企業はハローワークにどれだけ障がい者を雇用しているのかを報告しなければなりません。そのため、4月や5月は障がい者採用が活発化されると言われています。なので、1月や2月くらいから就労移行支援に通い始め、順調に訓練ができていれば、その流れで「採用!」みたいなことにもなるわけです。

逆に、6月くらいから利用する人は、そういったボーナスステージみたいな期間がないですし、通所期間半年はちょうど年末年始なので就職が難しくなり、期間が長引く恐れもあったりします。

もちろん、これも人によりけりですが、通所し始める時期によっても就職できるまでの期間は結構違うことは認識しておいて、損はないでしょう。



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「就職までの期間が短い=良い」というわけではない

できるならば、就職までの期間は短い方がいいですよね。

それは障がいの有無に関係なく、みんなそうだと思います。

ただ、障がい者雇用に関しては、短ければいいというわけではないと思っています。というのも、障がい者が働くためには、自分が何ができるのか?何ができないのか?何を配慮してもらうべきなのか?どんなことを理解してもらっておくべきなのか?など、さまざまなことを理解し、相手に伝えられる状態にしておかなければなりません。もちろん、完璧にはできませんが、ある程度はできる必要があります。

となると、それなりに時間がかかることは仕方がありません。むしろ、自分のことについて把握せずに就職してしまうと、後々後悔することになるんですよ。自分の首を締めるだけ。

できるだけ早く就職したいとはやる気持ちはわかります。ですが、やるべきことはしっかりとやってから就職した方が、後々のことを考えるといいのではないかと思います。

たまに、就職までの期間が短いことを売りにしている就労移行支援の事業所がありますが、そういった事業所は斡旋だけをしている可能性があるので、気をつけましょう!

関連記事:自分にあった就労移行支援の選び方について利用者の目線で考えてみる

期間の長短ではなく、納得の行く就職をしましょう

早く就職したいというのは、僕だって思っています。

でも、期間が短いからいいというわけではないのは、さきほども書いたとおりです。

結果として期間が短いことはいいことだと思うんですが、はやる気持ちを抑えきれずに就職を先走るのはやっぱり違うと思うんです。それだとまた、就労移行支援に逆戻りになる可能性だってあるわけです。

逆に、多少期間が長くても、自分が納得行く形で就職できれば、再び就労移行支援にお世話になることもありませんし、自分らしく生きていけるのではないかって思います。

さいごに

「就労移行支援の利用者はどのくらいの期間で就職できるのか?」というテーマについて利用者目線で書いてきました。

障がい者としての就職は、思った以上に難しいと日々実感しています。正直、半年を過ぎたあたりから焦りが出てきはじめています。もちろん、早く就職すればいいってもんじゃないとはわかっています。でも、わかっていても焦りは出てしまうんですよね…。ただ、だからといって黙っていれば就職できるわけでもないので、やるしかないんですよ。

僕と同じような悩みを持つ人はたくさんいるでしょうし、これから就労移行支援を利用する人も同じような悩みにぶち当たるかもしれません。でも、何もしないと日が過ぎるだけで、前には進めません。

ぜひ、何もせずにぼーっと過ごすことはなく、意味のある一日一日を送るようにしましょう!(悔い改め…)それではまた!

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