就労移行支援を利用して就職できない原因は、利用者か?それとも事業所か?

どうも、なかむら(@ynakamura1201)です。

就労移行支援を利用しているけど、就職ができない…と悩んでいる人もいれば、
就労移行支援を利用しても、就職できないことってあるのかな…と不安を覚える人もいるかもしれません。

逆に、「就職するために就労移行支援を利用しても、就職できないことっってあるの?」と驚かれる方もいるかもしれません。

今回は、就労移行支援を利用して就職できない原因について、就労移行支援の利用者という立場で考えてみます。現在、就労移行支援に通っているけど、就職ができなくて困っている方、これから利用しようと思っている方には、参考にしてもらえたらと思います。

就労移行支援を利用しても就職できない人はいる

就労移行支援のホームページやパンフレットを見ると、「あなたの就職活動をサポートします!」「年間○人障がい者が就職!」のようなことを書かれていますよね。こういったうたい文句を見ると、多くの人は「僕(私)も就職できるかもしれない!」と思うはずです。

たしかに、就労移行支援を通して、就職を実現する障がい者の人はたくさんいます。就労移行支援の事業所が増え、それに伴い障がい者の就職数が増えているのも事実です。

ですが、現実問題として「就労移行支援を利用しても、一般就労できない人」は、どの事業所にも少なからずいます。これは、就労移行支援に通う時点で、誰しもが覚悟しなければいけない現実だと思います。

就労移行支援を利用して就職できない原因について

就労移行支援を利用しても就職できない原因は、大きくわけて以下の3つあると考えています。

  • 利用者
  • 事業所
  • タイミング

という感じです。ただ、どれか一つだけが原因で就職できないってことはないと思っていて、3つの原因が重なって就職できないのではないかと思います。なので、利用者が原因の部分で自分に思い当たる節があっても、決して自分を責めないようにしてください。

それでは、一つ一つみていきましょう。

利用者が原因の場合

まずは、利用者に原因があって就職ができないケースについてですが、理由としてはこんな感じです。

  • 企業側に配慮を求めすぎる
  • スタッフに頼りすぎる(自分では何もやらない)
  • スタッフの言い成り
  • 生活習慣が一向に整わない
  • 勤怠が安定しない
  • 自己主張しない
  • 文句が多い

ざっくりとしていますが、この中でいくつか当てはまる人は、就職活動が長引き、結果として就職できないケースが多いように感じています。

この中でも、企業側に配慮を求めすぎる障がい者は就職活動が難航するケースが多いです。

というのも、障がい者雇用というのは、健常者を雇用するのとは勝手が違います。障がい者が働きやすいように、企業側は配慮をしなければいけません。もちろん、車椅子の方のためのスロープや、聴覚障害の人のための音声機能などのように努力ではどうしようもない場合の配慮は、企業も受け入れてくれるケースが多いです。

ですが、少しの努力もせずに配慮だけを求める障がい者も少なからずいます。努力しないというのは、障がいを理由にできないと諦めているということです。ADHDだから、仕事中でも歩き回ってもいいでしょ?といった感じです(極端な例ですが)。

企業にとって、障がい者を雇用することはメリットもありますが、いろいろなコストをかける分デメリットもあります。にも関わらず、障がい者だからといって自分への配慮ばかり求めていては、企業としても雇用しにくいはずです。

企業に配慮を求めることはたしかに大切です。でも、配慮を求める前に自分でどのくらい努力したのか?どのくらい努力ができるのか?を示さなくてはいけません。それができてはじめて、企業も採用しようか検討してくれるはずです。

自分にばかりメリットのある話をせずに、企業にとっても雇いやすいような人材になる必要が障がい者にもなるのではないでしょうか?



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事業所が原因の場合

次に事業所の場合ですが、考えられる理由としては、

  • 利用者を囲い込もうとしている
  • 利用者のことを支援者が理解していない
  • 支援者が支援初心者…
  • 支援者がコロコロと変わる
  • 支援者と利用者のミスマッチ

という感じで、いろいろと考えられます。

この中でも、事業所が利用者を囲い込もうとしているケースというのは、利用者にとって不幸としか言いようがありません。

「事業所が利用者を囲い込もうとする」というのはどういうことなのか?というと、利用者が就職していなくならないように、わざと就職させないようにするということです。

就労移行支援は、障がいを持つ人たちが就職することを目的としているはずなのに、なぜ就職させようとしないのか?

これは、利用者が減ることでその事業所の収入が減ってしまうからなんです。就労移行支援も福祉サービスではありますが、利用者があってこその事業であり、利用者が減ることはイコール収入減になるわけです。なので、利用者が就職し、抱えている利用者数が減ってしまうと、その事業所は一人分の収入が減ってしまうことになるんです。

だからといって就職できる人を障がい者を就職させないというのはいただけません。

もし、今就労移行支援に通っていて、自分なりに努力はしているのに、就職できない・就職させてもらえないという感じであれば、事業所を変えることを検討してもいいかもしれませんね。

タイミングが原因の場合

最後は、タイミングが原因で就職ができないケースについて。

これは障がい者に関わらず、健常者の就職・転職活動でも同じことが言えると思います。つまり、どれだけ努力をしようが、どれだけ周りがサポートをしてくれようが、タイミングが悪ければ就職も転職も難しいってことです。

応募するのが少し遅いだけでも、採用枠が埋まってしまい採用されない可能性もあれば、行きたいと思っていた会社がそもそも募集をしていない可能性だってあります。

もちろん、例外はありますが、それはごく一部の人に限った話で、多くの人はちょっとしたタイミングのずれで就職を逃してしまうのが現状でしょう。

逆に言えば、タイミングさえ合えば、それなりの努力でも就職が決まるケースは多々あります。ただ、タイミングを考えすぎても答えはでないので、自分なりに努力するのがいいのかと思っています。

就職できない人はどこに行くのか?

就労移行支援を利用したのに就職できない場合、その人たちはどうするのか?

もちろん、就職できなかったからといって、「はい、そうですか。なら就職は諦めます」という人は少ないです。

では、就職できなかった場合、どうするのか?というと、大きくわけて2つあります。

一つは、就労移行支援の利用期間の延長申請し、継続して就職活動をする方法です。

2年間というと長いように感じますが、障がいを持った人が就職するためにはかなり短い期間です。生活習慣を整え、自分にどんな仕事があっているのかを見極め、どんな配慮をしてもらうのかを考えるとなると、2年間はあっという間です。

それでも、多くの人は2年以内に就職を決めていくわけですが、できなかった人は申請し、許可されれば利用期間を12ヶ月だけ延長することができるんです。なので、実際には3年間で就職を目指すことになります。

そして、もう一つが多くの人は就労継続支援という福祉サービスを利用することです。就労継続支援というのは、雇用契約をするA型と、雇用契約をするB型にわかれ、工賃をもらいながら一般就労を目指す福祉サービスです。

就労継続支援の場合は、就労移行支援とは違い期間が設けられていません。なので、工賃をもらいながら、その人のペースに合わせて就職活動をすることができます。ただ、就労継続支援からの就職数・就職率は、就労移行支援と比べるとかなり少ないのが現状です。なので、多くの人はまずは延長申請をし、可能であればもう一年就労移行支援を利用することが多いです。

さいごに

就労移行支援を利用して就職できない場合の原因と、その後の話についてざっくりと書いてみました。

「就労移行支援に行けば、就職できるかもしれない!」と希望を持つことは大切ですが、中には一般就労できない人がいるのも現状です。

就労移行支援に通えばいいわけではありません。生活リズムを整え、体調を整え、自分と向き合うなど、自分なりに努力しなければならないんです。配慮ばかりを企業に求めるのではなく、自分に何ができるのか?できないのであれば、どうすればいいのか?をしっかり考える必要があるんです。

そうやってみんな就職していくんだと思っています。

就労移行支援を利用すれば…なんて他人任せではなく、ぜひ自分なりに努力して就職を目指してください!それではまた。

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