【感想】『その「1錠」が脳をダメにする 薬剤師が教える 薬の害がわかる本』

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『その「1錠」が脳をダメにする』というタイトルを見たときに、ドキッとしました。僕は糖尿病で、10年くらい薬に頼って生きていました。もちろん、食生活や運動療法などもしましたが、それでもダメだったので、最後の砦として薬を使っています。

なので、このタイトルを見たときに、「えっ、僕の脳って結構ヤバいのかも…」と思ってしまったんですよね。

ですが、最後まで読んでみてわかったのは、「あ、こういう薬の使い方はダメだよね」ってことでした。もちろん僕の使い方が正しいのかどうかは定かではないですが、この著者がいうダメな薬の使い方はしてないなぁーということで安心しました。

ということで、今回は『その「1錠」が脳をダメにする 薬剤師が教える薬の害がわかる本』の感想を書こうと思います。

この本を手に取ったきっかけ

きっかけは、冒頭でも書いたんですがタイトルですね。『その「1錠」が脳をダメにする』このタイトルに魅かれたのと、帯になんか魅かれるようなことが書いてあったんですよね。(忘れちゃったんですがw)

薬に頼って生きている身ではあるんですが、あんまり薬を飲むのは好きじゃないんですよ。風邪引いても飲まないですし、便秘とか下痢でも飲まなくて、むしろなんで世の中の人はこんなに薬を好きなんだろう?って疑問に思っていたんです。

自分に対してもそうですし、世の中の薬に頼る人たちもそうですが、薬って結構怖いモノだよねってことを提唱してくれそうな本だったので読もうと思いました。

読む前に思っていたこと

と、ここで一旦僕がこの本を読む前に思っていたことを書こうと思います。

タイトルを見たときに感じことがもうもう一つだけあります。それは、「薬なんて飲んでも治らないからさっさと飲むのやめろ」って煽られるんじゃないかってことですね。

タイトルがタイトルなので、そう感じなくもないんですが、薬頼りになっている身としては読むのが怖かった面もなくはないんですよね…。事実、買おうか買わまいかは結構迷いました。

ですが、これからも長く続くであろう薬との生活を考えれば、少しでも危険を回避するためにもこれは読んでおくべきだ!と決意しました。(結果、ただの煽りではなくて、病気に対する哲学のようなものを感じましたね!)

本の内容

薬は病気を治さない

「飲むと、1時間ですぐ効くからオススメだよ」と、誇らしげに頭痛の薬を見せる人。「効いたよね、早めの○○」と、風邪薬でごまかして、徹夜仕事を続ける人。添加物や食べ物の抗生物質には気を遣う人でさえ、薬となると何の疑問も感じずに、安易に口にしてしまっているのです。
なぜでしょうかー。それは、薬の作用が「見えなく」なっているからです。そこで本書は、薬の効果と作用、リスクを具体的に「見える」ように書きました。

(引用元 本書裏表紙)

タイトルも裏表紙の内容も薬がメインになっていますが、読んだ感じとしては、病院の検査、生活習慣病やうつ病などへの取り組み、「早期発見早期治療って実際どうなの?」とか、抗がん剤治療って良いものなのか?的なことなど結構幅広く薬や医療について書かれていました。

また、消臭剤や虫除けスプレー、入浴剤などの生活用品についてもしっかりと書かれていました。

考えさせられたことと関心したこと

内容自体は、堅くもなく読みやすかったです。

読み終えて感じたのは、この著書の病気に対する疑問として、

  • 薬飲む前にやることあるよね?(食事、運動、睡眠など)
  • 薬のメリットばかりに目がいってないですか?
  • 検査ってそんなにする必要ないよね?
  • 検査のメリット、デメリットも考えてる?
  • 身の回りのモノを安易に使ってない?(消臭剤、入浴剤、虫除けスプレーなど)
  • 病気を敵・悪者だと思ってない?

という感じでした。もちろん結果は薬も、検査も、生活用品も安易に使わないに越したことないよねって感じです。

日本人の多くは、風邪や頭痛、花粉症などの症状が出ると、その症状を抑えることだけを考えてしまい、安易に薬を飲もうとしますよね。でも、これってかなり危険なことなんですよ。風邪の場合は、症状は治しても、ウイルスを根絶するわけではないので、一見治ったように見えても、実際は菌がいたりして、再発の可能性もあるわけです。そうすると変に風邪が長引いてしまったり、違う症状が出てきて意外とややこしいんですよね。

どんな病気や症状にしてもそうですが、それはそれまでの生活からでた膿(うみ)みたいなものなんですよね。食生活が荒れていたり、睡眠不足、ストレス多寡、運動不足、アルコールの過剰摂取など、いろんな理由があって、それの結果として病気になっているんです。

なので、基本的には生活習慣を見直してみて、ストレスが多ければそれを取り除くことをすればいいですし、食生活が荒れていれば少し軽い食事にしたり、バランスの良い食事に変えればいいんです。睡眠不足なら、寝れば大抵治ります。

でも、そこで薬に頼って、身体を痛め続けるのが日本人の悪い癖ですよね。がんばろうという気持ちは大切なんですが、もっと自分の身体のことを労ることをするべきなんですよね。食生活も改善して、運動もして、睡眠もしっかりとって、それでも良くならないなら薬に頼るのはいいよねってことがこの本の伝えたかったことだと思いますね。

日本人って凄い頑張り過ぎる気質だと思いますし、そういった社会になってると思うんですが、もう少し個人の身体を労ることをする社会になれば良いのになーと考えさせられました。病気ならまず病院へ直行ではなくて、まずは休むみたいな感じになればいいんですけどね…。

そして、安易に薬に頼るのではなくて、自分の生活を見直すってことにフォーカスを当てていたのは面白かったですね。薬剤師さんでもこんなこと言うんだ!って関心しました。薬剤師の方だからこそ、薬の良さも知っていて、悪さというか欠点も知っていて、それを余すところなく伝えていたのは本当に凄いことだと思います。

もう少しこういうことも書いて欲しかったという要望

薬に留まらず、サプリメント、生活用品、検査、ガン治療、抗うつ剤など幅広く話が展開しているんですが、現状の話に基づいていて、今のまま日本が、日本人が薬を含め、検査やサプリメントなどを使い続けた場合ってどうなるの?みたいな将来の話はあんまりなかった気がします。

なので、危機感を持たせるためにも、もう少し将来的な展望というのか、このままいけば日本人の健康寿病や寿命がヤバいとか、別の病気が出てくるかもしれないとかまで書いて欲しかったですね。

薬に頼る僕が言うのも変ですが、これだけ薬に頼ってる人がたくさんいるのって結構ヤバいことだと思うんです。ちょっとした風邪でも薬飲んでたんじゃ、他の病気になったときにもっと大変ですよ…。

たしかに、薬は最後の砦として大切ですが、もっと自分たちの生活の改善を意識させるためにも、薬漬けのままだとヤバいよ的なことも書いてあればよかったのかなーと思います。

こういう人にオススメ!

できればすべての日本人に読んで欲しいですが、特にこんな人に!っていうのは、

  • 生活を見直さずに薬に頼っている方
  • 風邪を引いたらまず風邪薬!という方
  • 薬を飲まない方法を模索している方
  • 何も悪いところがないのに検査をしている方
  • 子どもがいる家庭

っていう感じですかね。

個人的には安易に薬やら検査やらって本当に怖いと思うんですよ。たしかに薬や検査が必要な時もあります。ですが、薬に頼らなくていいならそれに越したことはないですし、検査もしなくてもいいならしないに越したことはありません。

早期発見早期治療やどこかに異常があれば病院に行って薬をもらおう!という感じの世の中ですが、それに対してもう少し疑問と言うか不信感をもっても良いのかなーと思いますね。特に小さいお子さんをお持ちのご家庭にはぜひ読んで欲しいです。

さいごに

身体がだるいとか頭が痛い、風邪を引いたってことはどこかしら生活が乱れているってことなんですよね。薬を飲めば、一時的には良くなるかもしれないんですが、そのときに自分の生活を見直す癖はつけておいて損はないと思います。

「最近睡眠不足だな…」って感じれば寝ればいいですし、ストレスが溜まっているのであれば発散しましょう。できる限り、自然な形で病気や症状を向き合えるようになると、いつまでも健康でいられるんじゃないかなって思いますね。(僕は糖尿病がありますけどw)

自分の身体の声を聞くように心掛けるだけでも、薬や検査に対する考え方は変わりますし、生活も一変すると思いますよ!

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