虚栄心が強い人の特徴とその捨て方について

見栄を張る、自分を良く見せようとすることを意味する「虚栄心

できるなら少しでも良い自分を見せたい、見栄を張りたいと思うのが人間ですよね。かっこ悪い自分、できない自分を見られるよりも、少しでもかっこ良く見せたいですからね。もちろん適度に見栄を張ることは良い緊張感を生みます。ですが、その虚栄心が強すぎると自分の首を絞め、周りの人に嫌がられ、遠ざけることになります。

今回はそんな「虚栄心」が強い人の特徴と、それを捨てる方法を書いていこうと思います。

虚栄心が強い人の5つの特徴

自信がない

小学生の頃の僕はかなり虚栄心が強い子どもでした。それは自分に自信がなかったからなんですよね。勉強もそれほどできたわけでもなくて、運動もまぁいたって普通、それでいて何かに秀でていた訳でもない、でも、目立ちたい。

となると、見栄を張るしかないんですよね。

たとえ、得意だと思っていたり、できると思っていても、それに対して自信を持つことができなくて、「もし失敗したらどうしよう…」「もし、できなかったらどうしよう…」「できないことがバレたら…」って考えると不安で仕方がないんです。

その結果、口だけは達者になってしまって、「僕はこんなことができる」「僕はあんなことをした」なんて見栄を張ってしまうんですよね。

虚栄心が強い人というのは、まったくの無能ではなくて、ただ自分に自信を持てないだけなんです。自信家を装って自信のない自分を隠すことで、自我を保とうとするんです。

比較することでしか存在意義を確かめられない

虚栄心が強い人は、何かにつけて比較しようとします。テストの点数から、大学受験の合否、成績の善し悪し、就職先の規模とか知名度、給料、昇進が早いか否かなどなど挙げれば切りがありません。

なぜ比較しようとするのかというと、誰かより優れている自分、誰かよりも上にいる自分を実感しないと自分の存在意義を確かめられないからなんです。

上昇志向が強いからといえばそれまでかもしれませんが、本当に上昇志向が強いのであれば、誰かと比較する必要なんてありません。なりたい自分を目指して自分を磨いて、自分にできることをやっていればいい訳ですから、誰かと比較することに意味がないことはわかっているはずです。

虚栄心が強い人は、上昇志向が強いというよりも、誰かの上に立つことに快感を感じていて、それこそが目的になっているんです。社長になってこんなことがしたいとか、金メダルが取りたいというよりも、ただ誰かの上に立っていたいという欲望なんですよね。

なので、比較することで自分が誰かよりも上に立つことでしか、自分の存在意義を確かめられないのは、虚栄心が強い人の特徴と言えると思います。

自分の弱さ・コンプレックスを受け入れられない

「自分をよく見せないと!」「強い自分を出してないと!」と思ってしまう虚栄心の強い人は、自分の弱さやコンプレックスを認めることができないことが多いと思います。

これも自分に自信がないからこそかもしれませんが、かっこ悪い自分、何もできない自分、失敗する自分を周りに見せるのが恥ずかしいんですよね。そして、そんな自分が嫌いなんです。周りの人はできるのに自分にはできない。というその状況そのものが恥ずかしいし、嫌なんですよね。

だからこそ、必要以上に自信家をアピールして、自分のできないことから目を背けて、隠そうとするんだと思います。

自分はこうあるべきだと思い込んでいる

「自分はこんなはずじゃない」「自分はもっとできる人間なんだ!」という思い込んでいるということも、虚栄心が強い人の特徴です。

多くの人は、「自分はこれくらいの人間かな」「このくらいできたらいいよね」「失敗くらいするよね」と自分を過大評価も過小評価もしないと思います。ですが、虚栄心が強い人はそれが苦手なんですよね。(というかそれを認めたくないだけ…)

偏差値の高い大学を目指していたけど、落ちてしまい滑り止めの大学に入学した学生が「俺はこんな大学にくるはずじゃなかった…」とか、就活の結果に納得してなくて「私はこんな仕事をするはずじゃなかった…」なんていう人がまさにそれです。

自分のことを過大評価も過小評価もせず、ありのままを受け止めていれば、仕事にしても、給料にしても、大学にしても、ましてや彼女や彼氏にしても、文句をつけたりなんてしません。

「もっと自分はできる人間なんだ」「自分はこうあるべき存在なんだ」と自分を過大評価してしまうのも、虚栄心の強さの現れですね。

大きく見せた方が人が寄ってくると思い込んでいる

人は成功している人、上手くいっている人の近くに寄っていきます。一方、好き好んで失敗者の周りや、出来損ないの人間の周りに寄っていこうなんて人は少ないはずです。

逆に言えば、多くの人に囲まれている人というのは、何かしらで上手くいっていたり、成功していると言うことなんです。

なので、多くの人にちやほやされたい虚栄心の塊みたいな人は、自分を偽ってでも大きく見せようとするんですよね。自分の能力から、自分の成績、身に付けている物、身の回りの人などまであらゆるものを過大に見せようとするんです。

もちろん嘘だとバレなければ、多くの人はその人についていこうとしますし、その人の近くにいようとするのでいいんですが、バレたときが怖いですよね…。それがわかってるので、虚栄心が強い人は、どんどん自分を大きく見せようとしてしまって、負のスパイラルに陥るんです。

虚栄心を捨てるためのたった一つの方法

自分を良く見せたり、見栄を張ったりすることは決して悪いことではないですが、その虚栄心が強すぎると、本来持っている自分の姿を見失ってしまったり、自分を偽り続けないと行けなかったり、それによって周りに友だちや仲間と呼ばれる人がいなくなったりと良いことなんて一つもありません。

そんな無駄に強い虚栄心なら捨ててしまいたくないですか?

虚栄心を捨てるたった一つの方法は、ありのままの自分を認め、受け入れることです。

必要以上大きく見せる必要もなければ、誰かと比較することも、弱さやコンプレックスを隠す必要もありません。あるがままの自分を受け入れるだけです。

と、文字で書くなら簡単ですが、意外と難しいんですよね。

というのも、できない自分、弱い自分、コンプレックスを抱える自分ってやっぱり隠したいですし、誰かよりも下にいることを認めるなんてそう簡単にはできません。また、自分に自信を持つことも容易ではありません。

ですが、一つだけポイントがあるとすれば、どんなに優れた人でも苦手なことや弱さ、コンプレックスがあるってことを知ることだと思います。東大の教授だからといって全知全能ではないですし、スポーツ選手だからといってみんな足が速くて、筋力があるわけではないんですよ。

誰しも弱点はあって、コンプレックスがあって、できないことも苦手なこともある。けど、その上で、それを認めた上で、受け入れた上で、自分にできること、自分の得意なことを探して生きてるんだってことを知ることですね。

そうすると、「あ、僕もできなくてもいいんだー」って思えると思います。

さいごに

「虚栄心」この漢字って分解して意味を解釈すると、見栄を張るとかではなくて、「栄えた心がない(=虚ろ)」ってことなんですよね。これが正しいのかわからないですが、こうやって漢字を分解してみると、虚栄心が強い人って虚しいのかなぁって思ってしまいますね。

昔の僕はまさに虚栄心の塊みたいな人間だったので、昔の自分に声をかけるなら「虚栄心なんて捨てて、もっと楽に生きれば?」って感じですね。

虚しい心で生きるよりも、なんか少しでもいいから充実していたいなぁと思う今日この頃でした。

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