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「なんで勉強なんてしなくちゃいけないのか?」と小学校や中学校のころにはよく思っていました。学校で教えてもらうことも何に役立つのかさっぱりわからないし、宿題とかテストなんて所詮成績をつける材料だとしか思ってなかったから適当にやっていました。
でも、大人になって、本を読んだり、資格の勉強をしたりと与えられた勉強ではなくて、自分から進んで勉強をするようになって、「なぜ勉強をするのか?」ということがわかってきた気がしています。
今回は「なぜ勉強するのか?」ということについて、僕なりに考えてみようと思います。
こんなこと書いています
やらされる勉強は楽しくない
小学校や中学校のときに勉強する理由がまったく理解できなかったのは、勉強をやらされていたからなんですよね。
やらされる勉強って、そこに意味を見出すことがない限り、ただ事務処理みたいこなすだけになってしまうんですよ。なので、宿題をやってこいって言われたら、ただやるだけでそれ以上のことは考えることがありません。知識がついたからといって何かが変わる実感もなくて、テストでいい点数が取れたらラッキーくらいな感覚です。
こなすだけの勉強なんて楽しいはずもなくて、ノルマをこなせば「はい、終わり。遊びにいこー」ってなるんです。これでは勉強を楽しいと思えるはずがないんですね…。
僕が勉強をする5つの理由
と、小学校や中学校では勉強をする意味なんて見出せなくて、高校生になっても受験のための勉強くらいしかしていませんでした。ですが、大学生になって本を読んだり、大学の講義で様々なことを学んだりする中で、「勉強って面白いかも!」って思えるようになったんですよね。
知らないことを知る楽しさ
「小学校、中学校、高校って学校で教えてもらうこと=世界のすべて」くらいに思っていました。なので、こんなことを勉強して何になるんだって思うもの当然です。
ですが、大学に入って世の中の広さを実感しました。自分には知らない世界が山ほどあるって。一冊本を読んだくらいではわからない世界が山のようになって、それまでの勉強がいかにちっぽけなものだったのかと、そして自分が如何に小さな存在なのかと感じました。知っていることよりも、知らないことの方が多いので当然と言えば当然ですよね。
誰しもそうですが、知らないことというのは考えることもできなければ、行動に移すこともできません。つまり、知識こそがその人の世界の広さ、視点の広さ、視野の広さなんですよね。
一つのことを知ると、世界の見方が変わるんです。知らないことを知るという、このちょっとした差で、これほど自分の中で大きな変化があるんだってわかってからは、勉強が楽しくてたまらなくなりました。
理解できなかったことが理解できる楽しさ
知識を得る、知らなかったことを知ることで、これまで理解できなかったことが理解できるようになるんですよね。当然と言えば当然ですが、これを実感するまではかなり長い道のりでした。
たとえば、経済について一切の知識がなかった場合、なんで株価が上がったのか?なんで為替が変化しているのかなんて理解できる訳もないんですよね。
でも、勉強するにしたがって、言葉を学んで、理論を学んでいくことで、そのことが理解できるようになるんです。目の前で起きていることがなんでそうなっているのかという背景がわかるってめちゃくちゃ面白んですよ。
ぼぉーっと見てるだけだと、ただの事実としてしか見れないですが、知識を得ることによって、なんでそうなったのかがわかるんです。これが勉強する醍醐味なんだってわかるのってかなり時間がかかります。でも、一度実感できると勉強のモチベーションになりますし、もっとたくさんのことが知りたいって思うようになるんですよね。
思考の範囲が広がる楽しさ
勉強することによって、思考の範囲は広がります。これも当然と言えば当然です。知識を得ることによって、視野が広がり、物事の背景が理解できるようになれば、それだけ考えられる範囲はもちろん広がります。
知識とか経験って決して最初のうちは足し算なんですよ。一つのことを知ることで、一つのことしか理解ができるようになりません。ですが、ある程度の知識や経験を積むと、そこからはかけ算になるんですよね。
つまり、これまでは知識がないと考えが及ばなかった範囲のことが、それまでに得た知識や経験によって考えだすことができるようになるんです。
もちろん思考の範囲が広がったからと言って、それ以降勉強しなくてもいいかと言えばそうではありません。ですが、それ以降の勉強はそれまでよりも記憶力とかそういったゴリゴリの勉強ではなくて、自分の頭も使っての勉強になるので楽しいんですよね。本であれば、著者が言いたいことが何なのかが先にわかるようになりますし、気になったことでも一度自分で考えて、後で調べてみるとかってこともやってみると楽しいです。
今の自分を知るため
勉強を継続的にしていると今の自分を知ることができます。
今自分は何を知っていて、何を理解して、何は考えたらわかるのか?ということがわかります。
今の自分の状況がわかるようになれば、次に何をすれば良いのかわかりますし、何をしなくてもいいのかももちろんわかります。つまり、何かをはじめるにあたってムダがなくなるんです。
たとえば、資格の勉強をするとします。資格の勉強ってまったく知識がない状態ではじめる場合もあれば、似たような資格をすでに持っている場合もありますよね?前者の場合は、全体を網羅的に勉強しなければなりませんが、後者の場合だと知っている箇所は勉強する必要がありませんよね?
ただ、一度勉強期間をあけてしまうと、知識レベルや理解レベルは落ちることがあるので、それまでの勉強が意味をなさなくなるんですよね。なので、勉強は継続してこそ意味を持つ好意だと思います。
なりたい自分を探すため
知識を増やすと言う行為は、選択肢を増やす行為でもあるんですよね。
新しい知識を得て、世界が広がったり、視野が広がることで、今まで考えても見なかった将来が見えてきたりするんですよね。
たとえば、宇宙飛行士しか知らないとすると、将来の職業は宇宙飛行士しか考えられないですよね?(まぁそんなことあり得ないですがw)でも、そこにプログラマーや起業家、作家、イラストレーター、スポーツ選手など他の職業を知れば、将来の選択肢は広がりますよね?
勉強も同じだと思うんです。知らないことを知るっていうことは、理解できる範囲を広げたり、思考できる範囲を広げるだけじゃなくて、自分の選択肢を広げることにもなるんですよ。
選択肢が広がることで、なりたい自分はどんどん変わるはずなんです。変わらなくても、プロセスが変わるかもしれませんし、より具体化されたり、より身近に感じられるようになるかもしれません。
もし、今やりたいことがない、将来が見えないというのであれば、勉強をして知識を広げてみる、視野を広げてみても良いかもしれませんね。
さいごに
勉強は最初は辛いものです。知識もないので理解もできませんし、考えてもよくわかりません。ですが、勉強は継続していると、知識や経験に連鎖反応のようなものが生まれてきます。
これまでわからなかったことがいつの間にかわかるようになることなんてよくあります。その「わかった!」ってタイミングが何よりも嬉しいんですよね。
今までわからなかったことが突然わかるようになるって言葉では気持ちの悪い感じがしますが、実際に体験してみるとこれ以上に気持ちのいいものはありません。
いつまで勉強し続けられるかわかりませんが、死ぬまで勉強って言うのも悪くはないですね。
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