先入観を捨てるよりも、先入観の使い方を変えてみれば?

先入観というとあまり良いイメージは持たれないですよね。かくいう僕もその一人でした。先入観なんてあっても、新しい考えなんてできないし、誰かを傷付けるだけだし、無駄な時間を作るだけじゃないのか?って。

でも、最近先入観に対するイメージが変わったんですよね。どうも僕は先入観の使い方を間違えていたようです。

先入観って何?

とりあえず、辞書的な意味を

先入観
せんにゅうかん
prejudice

実際の体験に先立って,ある特定の対象に対してもつ主観的価値判断。体験に先立つ歴史的,社会的,宗教的など種々の要素によって形成され,好意的な場合と悪意のある場合とがみられる。

(引用元 コトバンク

「A型の人ってこうだよね」とか「一人っ子ってそうだよね」のように、読んだり、聞いたり、見たりなど、これまでの経験を元に人やモノなどに対して思うことです。経験ありますよね?

先入観の否定的なイメージ

先入観というと少なからず否定的なイメージを持たれていますよね。

  • 新しい考えが出にくくなるから
  • 人間関係を形成する時の障害になるから(話しづらいから)
  • 行動が制限されるから

たとえば、「この業界の人はこういう人が多いから、就職しても馴染めなさそう」みたいな感じです。

これまでの経験で考えてしまうので、新しい一歩が踏み出せなかったり、誰かに対して失礼なことをしてしまうから、先入観ってあんまりいいイメージが持たれないんだと思うんです。

先入観は捨てられない

先入観が良いイメージを持たれない一方で、先入観が捨てられないことも事実です。というのも、結局人って経験からしか話すこと、考えること、感じることができないからです。

これまで何か話を聞いたり、見たり、読んだりして、共感だったり、驚きなどの感情を持ったことはないですか?これって先入観があるからなんですよ。共感するのは、自分もこれまでに同じ経験をしてきたり、同じ経験をした人が身近にいたからです。驚いたのは、自分がこれまで経験してきたことから考えられる結末と乖離していたからなんです。

人は、先入観っていうこれまでの経験があるからこそ、共感や驚きなどの感情を持つことができるんですよね。

それに、人が新しく何かを始めるときには、必ず過去の経験を利用するはずです。それは友だちの作り方も、彼女や彼氏の作り方も、受験や就活、会議などで新しい商品を考えるときなどすべてのことに通じるはずです。

なので、先入観を捨てることはできないんですよね。先入観を捨てるには一度死ぬしかないですね。

先入観は善にも悪にも変わる

先入観はあって然るべきものだと思うんですが、上手く使えば善にもなりますし、先入観によって踏み止まってしまうともったいない感じがします。

たとえば、大学に入ってサークルや部活を選ぶときのことを想像してください。

「テニスサークル=チャラい」「体育会系=暑苦しい」などの先入観を持っていると、真面目な人で細身の人だとこういうサークルや部活に対して、「友だちができなさそう」とか「どうせ私は活躍できない」みたいなイメージを持ってしまいますよね?結果、選択肢を狭まることになってしまうわけです。もちろん、これがダメなわけではないですが、もったいない感じがします。

逆に、「テニスサークル=チャラい」みたいな先入観で、テニスサークルの飲み会とかイベントに行ってみたら、意外とチャラくなくて、気があったり、チャラさにも違いがあるとかってわかれば良い経験ができましたよね?「チャラい=気が合わない」ではなくて、チャラくても意外と気が合うヤツがいるってわかったのは、先入観を使った良い経験だと思うんですよ。

先入観で、一歩踏み出せなかったり、選択肢を減らしてしまうって本当にもったいないことだと思うんですよ。友だちになれるはずだった人を突き放してしまったり、働いたら楽しかったかもしれない就職先を諦めてしまったり、逆に、先入観を上手く使って、新しい発見をしてみたり、先入観から相手に話しかけてギャップを楽しんでも良いですよね。

僕の体験談

僕は大学に入学して初めてのバイトはカフェでした。それも金髪でいかにもチャラそうな人が店長をしているオープニングのカフェでした。しかも、話していくと序盤はどんぶり勘定をしていたということでしたw(←ある意味凄い経営者ですw)

正直なところ、半年くらいで辞めるか、カフェは潰れると思っていました。だって、チャラくてどんぶり勘定な人がカフェなんて経営できるはずがないと思ってましたからね。(よくない先入観の典型例です)

ですが、3ヶ月くらい働いてみて思ったのは、このカフェは凄い!カフェというよりも店長がとにかく凄い!店長は料理はそこそこの腕前ですが、コミュニケーション能力が以上に高かったです。来店してくれる人の多くが、店長と話にくるようなか感じですし、料理よりもむしろ店長との会話を目当てできてくれる人が異常に多かったです。

僕はこのカフェの店長はチャラいから、お客さんが偏るんじゃないか、友だちしかこないんじゃないかって思ってました。ですが、蓋を開けてみるとそんなことは一切ありませんでした。若い方やお友だちもいましたが、おじいちゃんやおばあちゃん、40〜50代の夫婦もかなり多く来店されていたんですよね。

人は見かけによらないとはこのことだと肌で感じた瞬間とともに、先入観で人のことやお店のこと、経営のことなど判断しちゃダメだなーと感じた瞬間でもありました。

さいご

先入観しかり、劣等感しかり、人ってマイナスになりうる感情とか性格を排除しようとしますよね?でも、先入観も劣等感も考え方次第だと思うんです。

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どちらも行き過ぎたり、それを理由にしてしまうと、一歩が踏み出せなくなったり、妬みや僻になってしまって良いことなんてありません。ですが、先入観を持って誰かと接したり、行動してみることで、そのギャップを楽しんでみたり、劣等感をバネにできないことをできるように努力するって楽しいことだと思うんですよね。

世間ではあまり良いイメージを持たれない感情や考え方であっても、それを上手く使えば人生って楽しくなるんじゃない?って最近思えるようになりましたね。

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