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僕は世間一般からしたら「弱い人間」に分類されると思う。
体も弱く、病弱で、何か上手くいかないとよく落ち込むし、悩みを一人で抱えていたり、意見は持っているが口に出さなかったりで、おそらく「弱い人間」と認識されているでしょう。
でも、弱いことってそんなにダメなことなんでしょうか?僕は自分が弱いことは自覚しているし、ある程度受け入れています。弱いことを強調しないですし、強がったりもしません。
※かなり個人的な解釈が含まれています。
こんなこと書いています
「弱い人間」とみなされる特徴はダメなことなのか?
世間一般で「弱い人間」であると認識される人たちの特徴を挙げてみました。もちろん、これらの特徴は弱い人間が有する特徴かも知れません。けど、こういった特徴は弱いから持っているだけではなくて、理由があって持っているはずなんです。
なので「弱い人間の持つ特徴=ダメなこと」と決めつけるのは良くないと思いますね。
恐怖を感じる
何かに対して恐怖を抱くことは決して弱い人間である証拠ではありません。
暗いところが怖い、高いところが怖い、怒られるのが怖い、失敗するのが怖い、嫌われるのが怖い、襲われるのが怖いなど、恐怖を抱く場面はたくさんあります。
けど、何かに対して「怖い」って感情を抱くことは、人間の防衛本能の一つです。人間がこれまで繁栄し続けた一つの要因だとも思います。
恐怖を抱くから、その原因に対して対策を取るわけだし、避けようとするわけなんですよ。
僕は暗いところも、高いところも、怒られることも怖いです。周りの人に比べかなり恐怖を抱きやすい人間です。でも、だからこそ、事前に対策を取ったり、リスク管理を徹底します。万が一のことがないようにするんです。
恐怖を抱く人間は決して弱い人間ではありません。むしろ、恐怖を抱く人間がいたから人類は絶滅せずに済んだんじゃないですかね?(慎重にならずに危険を冒す人が中にはいますが、全人類ああいった人だったら、人類はとっくの昔に滅んでますよね。)
体が弱い
このブログのタイトルにもなっていますが、僕は病弱です。小さい頃から、風邪やアレルギー、糖尿病、ヘルニア、吃音症、偏頭痛、アスペルガー症候群など様々な病気に悩まされてきました。
体が弱かったので、学校もよく休んでいましたし、病気の悪化を機に会社も辞めました。死にかけることもありました。
このように書くと「弱い人間」というレッテルを貼られても仕方がないかもしれないですね。
でも、体が弱い・病気がちな人って、なりたくてそうなっているわけではないんですよ。辛い状況にいることはたしかですが、周りの元気な人同じように必死に生きているんです。自分ではコントロールできない病気であっても、辛い顔をせずに生きている人だっているんですよ。
もちろん、どうしようもないときもあります。体が動かない、足が動かない、熱が出るなど自分ではどうしようもないときもあります。けど、そんな中でも必死なんですよ。迷惑かけちゃいけないって気持ちで。
そんな病気で悩む人や、体が弱くて悩む人を「弱い人間」扱いしちゃダメですって。
自分の意見を持たない
自分の意見をまったく持たない人はこの世にはいません。口に出しているかどうかの差でしかありません。なので、意見を求められたときに、「自分なりの意見を言えない=自分の意見を持たない」とするのはおかしな話で、むしろ聞いてあげる側にも問題があったりもします。
日本の教育は自分の意見を言うことを教えません。アメリカのように自己主張することを薦める教育ではなく、周りと同調することを求められる社会なんですよね。なので、よっぽど行動力があったり、周りを気にしない性格だったり、戦陣を切れる人でない限り、自分の意見を言うなんてできないんですよ。
なので、自分の意見を持っていない感じでもじもじしてたり、黙り込んでる人がいても、「お前は自分の意見を持っていない弱い人間だ!」なんて言っちゃダメですよ。その行為が余計に意見を言わない状況を作ってしまいますからね。
自分を甘やかす
誰でも自分のことを甘やかしませんか?
まぁかなり強靭な心を持っていて、自分を甘やかすことなく、自分のことを強めてたり、いじめている人もいますけど、ごくわずかです。大半の人は、自分に弱いです。
食べたいものを食べますし、飲みたいものを飲みますし、やりたくないことはやらないですし、眠たくなったら寝るしで、人間なんて甘い生き物ですよね。他の動物ならこうはいかないですもんね。(死を間近に感じて生きてるはずですから。)
なので、自分を甘やかす人は決して弱い人間ではないですよね?
打たれ弱い
僕は打たれ弱いです。誰かにそっぽ向かれただけでも落ち込みますからね。
でもね、打たれ弱いっていうのはちゃんと理由があって、小さいことに過剰反応してしまうからなんですよ。どういうことかというと、ちょっとしたミスでも自分のミスを過大解釈してしまうんです。自分のせいにして、全部自分が悪くて、自分の能力が低くて、って解釈してしますんですよ。
だから、ちょっとしたことで落ち込んじゃうんですよね。でも、これって弱い証拠にはならないですよね?弱いからちょっとしたことで落ち込んでしまうんじゃなくて、ちょっとしたことでもしっかりと分析してしまうから、落ち込んでしまうんですよね。自分を過小評価してしまうんです。
なので、周りの人はフォローしてあげてください。「お前はそんなにダメなやつじゃないよ」って。これだけでかなり気持ちは回復しますから!
すぐに諦める
ダメなことをすぐに諦めない方がよっぽど立ち悪くないですかね?
たしかに、できないことを諦めるのは良くないことかもしれません。けど、ある程度やってできないことって諦めが早い方が、周りにとっても良いはずなんですよ。
できないことをいつまでもやり続けていることほど迷惑なことはないですよ。そう考えると、すぐに諦められるって生きていく上では大切な能力じゃないですかね?いつまでもできないことに費やしている時間があるなら、もっと上手く短時間でできる人を探した方がいいです。
「やったらできるかもしれないでしょ?」って言われるかもしれないですが、やってもできる予感がしないから、諦めたんです。人生ある程度生きていれば、そのくらい感覚でわかります。算数できない人が、数学できないのと同じです。
強がる必要はあるのか?
弱い人間であることは決して悪いことじゃないと思うんですよね。むしろ、強がっている人の方が質が悪い気がします。
病気で仕事なんてできる状態じゃないのに出社されても困りますし、できもしないことをいつまでも「俺はできる!」って意気込まれても時間の無駄です。
人間って完璧な生き物じゃないんですよね。強がる必要なんて一切ないんです。むしろできないことをできないって言える方が、強いんじゃないでしょうか?「できない」って言えたら、できる人がやってくれますし、誰かが助けてくれるんですよ。
口を堅くして、弱みを見せられずに強がっていることの方がむしろ弱さの象徴です。
生きていく上で強がる必要なんて、むしろ弱さを出していって、協力し合えることが人間の強みじゃないですかね?補い合って、助け合って、できないことは誰かに任せて、できることはしっかりとやる。これでいいんですよね。
強がらずにありのままに生きた方が楽ですよ。
さいごに
誇張する必要もないですね。
僕もそうですが、人間はどうしても自分をより良く見せようとするんですよね。就活のときや、好きな人の前だと特にですね。
でも、意外とそういう場面でこそありのままに振る舞うべきですよ。嘘ついて、強がって、誇張した自分を見せても、後で後悔するのは結局自分ですからね。
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