吃音症で辛いと思った7つの場面とその対処法

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吃音症って辛い場面が多いなぁと感じていま。もちろん症状によっても違うし、置かれている立場によっても違うと思いますが、まぁ辛いですね。

ただ、辛いって言っていれば済むって問題でもないんです。その都度どうにかして乗り越えないといけないですし、乗り越えないと逃げてばかりになっちゃうんですよねぇ。それが嫌なんですけど。

吃音症で辛いと思った7つの場面とその対処法

紹介

何が一番辛いって自分の名前が言いづらいんですよ。

普通にしゃべれる人だったら、「どんな面白いこと言おうかな?」とか「どんなこと言えば覚えてもらえるかな?」っていうことで悩んだり緊張したりすると思うんです。

けど、吃音症だとそもそも「名前言えるかな?」なんですよ。自己紹介で名前が言えないってかなり致命傷ですよね。自己紹介なんて最悪名前さえ言えればそれで良いと思うんですけど、それすらもできないなんてね。これ結構辛いですよね。

名前が言えないってだけで汗ダラダラかいて、周りの人には「緊張しなくて良いんだよ」なんて言われて、もうね最悪です。毎回悪夢なんですよ。別に緊張してるわけでもなくて、ゆっくり言おうとしててもまぁ言えないんです。「ナ、ナ、ナ、ナ、ナ、ナカムラです」っていうと、クスクス笑い声が聞こえるんですよ。それもまぁ精神的にダメージ大きいですね。

対処法

実は対処法なんて特にないです。

一番良いのは、他の人に紹介してもらうってことですね。

「新しく配属されたナカムラくんです」

みたいな感じで。それが叶わないときは、自分の名前の書いた紙だったり、名札だったり、名刺を見せながら話すようにしています。

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こうやって名前を見せながらだと言葉に詰まりはするんですけど、なんとなく言い易い感じがするんですよ。気休めっちゃ気休めですね。たぶんこういうのは気休めくらいで良いんですよ。きっと。

なので、転校して自己紹介するときは黒板に名前を書けば良いですし、会社やアルバイト先で自己紹介するときは名札見せながらとかやればいいんじゃないかなぁ?まぁ自己紹介なんて一回やれば終わりなので、がんばって乗り越えたいものですね。

電話

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吃音症であればできればやりたくないのが「電話」です。

FacebookとかLINE、法人であればチャットワークとかメールが増えているのにも関わらず相変わらずなくならない「電話」。もうこりごりですね。電話のあの着信音がなるだけでビクッとしていた会社員時代を思い出すだけでも嫌ですね。

吃音症にとって電話がなぜ辛いかって言うとですね。言いたいことがまったく言えないからなんですよ。対面で話しているときだと、相手とのやり取りの中で言葉を選んだり、どう伝えれば良いのか考えられるんですけど、電話じゃそうはいかないんですよ。

タイミングが掴みづらいんです。急にしゃべりだしますし、考えてて何も言わないと「え?聞こえてます?聞いてます?」みたいに相手を苛立たせますね。やりづらいんですよ。

あ、あとあれですね。やっぱり名前が言いづらいです。自分の名前もそうですけど、相手の名前も言いづらいんですよ。会社だと会社名とかもですね。結局最初が上手くいかないんですよ。吃音症って。

対処法

一番は電話を使わないことです。Skypeを含め音声電話はまぁ使いたくないです。言いたいことが伝えられないので。

会社員時代は、人事の人に吃音症であることを伝え電話を取ることはやってませんでしたね。理解のある人事だったので助かりました。(自分からかけることはやってましたが苦痛でしたね)

なので、会社員の方で「吃音症」で辛い思いをしている方は人事なり、吃音に対して理解のある人に相談することをオススメします。

あと、僕がやっていたのは事前にメッセージで何を話すのか伝えておくってことですね。そうすると番号で指示ができたり、違う言葉で言い換えても相手は認識できるので、電話対応でも比較的やりやすいかと思います。

病院で症状を言うとき

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一人で病院に行くのもかなり辛いときがありますね。症状が言えないからです。どういう症状か上手く伝えられないんじゃなくて、そもそも伝えられないんです。これほど辛いものはないですね。病院に行く意味って何?みたいになりますよ。ホント。

一人暮らしだったり、ある程度の年になって誰かに同伴してもらうってことがなくなると、自分で症状を言わなきゃいけないんですけど、それができないとなると病院に行く意味を感じないですよ。しかも、こういう治療がしてほしいとか、こういう治療はダメだったとかも言いづらいので、それもまた不便です。

普通にしゃべれる人なら、一回電話して聞いてみようかとか、先生に相談してみようかなってできますけど、それすらできないってまぁ終ってますよね。治療の幅も狭まりますし、症状が上手く伝えられないのでピンポイントの治療ができないのも難点です。

対処法

誰かについてきてもらって、代弁してもらうのが一番ですね。これに限っては。

あとは、症状を忘れないようにメモしておいてそれを見せながら話すとか、いっそのことそれを見せちゃうって言うのもありです。言いたいことがあったり、伝えたい症状があるのに言えないなんて、病院に行く意味まったくないので、かっこ悪くてもなんでもいいので、先生に伝える手段は身につけておくべきですね。

外食の注文のとき

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電話とか自己紹介って最悪できなくても良いんですよ。自分が恥をかくだけなんで。

ただ、外食で食べたいものを注文できないってかなり精神的ダメージは大きいですね。食べたいものが注文できずに食べれない辛さは吃音症ならではです。あがり症とかであれば、注文で緊張することはないですからね。

「ナポリタン」が食べたいのにナポリタンが言いづらくて、ペペロンチーノにすることだってありますし、「ジントニック」が飲みたいのに、ジントニックが言いづらくてハイボールにすることなんて結構ありますからねぇ。ストレス発散に食事に行ったり、楽しく食事をしたくてもできないのって本当に辛いです。

メニューを見せながら注文するときが多いですけど、メニュー見てない店員さんいるじゃないですか。あれが一番困りますね。新人なのか、急いでんのか知らないですけど、メニューに目を向けて欲しいですね。

対処法

外食するときは誰かと一緒を心掛けています。

誰かと一緒であれば、相手の人が注文してくれたりしますからなんとかなるんですよ。食べたいものも「これが食べたい」って言っておけば一緒に注文してくれますからねぇ。ホント助かります。

なので、基本的に外食には一人ではいかないですね。行ったとしてもメニューを指差して「これでお願いします」っていって終わりですね。

買い物で探し物があるとき

一から探す苦労を取っ払うのが、店員さんに聞くことだと思うんですけど、それもまぁ叶わないわけです。残念なことに。

なので、毎回一から探さないといけないんですよ。ホント時間の無駄です。でも、仕方がないんですよ。欲しいものの商品名が言いづらいんですから。

まだそれがコンビニとかのこじんまりとした小さなお店なら良いんですよ。時間もそれほどかかりませんし、なかったらなかったで諦めがつくので。ただ、ホームセンター規模になるとヤバいですね。食器とか掃除用品とかカテゴリーがわかりやすい商品ならまだしも、わかりにくい商品だと最悪です。なんども同じところをまわったり、一から探してみたりとまぁ時間の無駄なわけです。

対処法

僕は時間が有り余っているので、一から探すようにしています。見つかったときの達成感がなんか忘れられなくて、ついつい誰にも聞かずに探す癖がついちゃいましたね。

でも急いでいるときとかは、聞いた方が早いときにオススメなのは、メモに書いた商品名やスマホに商品名を表示して店員さんに見せることですかね。これだと店員さんもわかりやすいですし、ないときでも違う店舗で探してもらえたり、取り寄せてもらえるので良いと思いますね。

このやり方は吃音症だけじゃなくて、高齢の方や物忘れの激しい方にもオススメですね。

タクシーに乗るとき

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帰りたいのに、行き先を伝えられない辛さは体験したものでないとわからないですね。

「え?どこに行くの?」

って顔をタクシーの運転手さんにされたら、まぁ赤面ものというかタクシー乗った意味ある?ってなりますよ。ホント。

何らかの理由があってタクシー乗ったのにも関わらず、タクシー乗っても行き先が伝えられないっていうのは意味ないですからね。恥ずかしいというよりは惨めといった方が良いですね。

対処法

これも買い物と同じですね。メモを見せるのが一番です。

モゴモゴして運転手さんに「は?」って顔されたり、違う場所に行かれるよりはマシですからね。

相談するとき

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買い物とか病院と似てますけど、誰かに悩みを相談したいときも伝えられないことがそもそも悩みですね。

メールとかSNSで相談することが増えたとはいえ、対面で相談した方が良いことってあるじゃないですか。そんなときはまぁ難しいですよね。相談したいのにできないもどかしさはね。それこそが悩みみたいなもんですよ。

対処法

できる限り、メールなりSNSで相談するってことですね。一番は。

ただ、どうしても口で相談したい場合は、事前に悩みをメールなりSNSで伝えておくってことです。そうすれば、「この前メールで送った件なんですけど・・・」でいいんですよ。あとは、相手の答えを聞くだけですから。楽勝です。

ただ、聞き出されるときもあるので、その時はゆっくりでもいいので話してみることですね。考えてる間もあるので、変には思われませんよ。

さいごに

やっぱり吃音症だと辛い場面はたくさんありますね。

コミュニケーションが嫌いっていうわけではないんですけど、やっぱり正確に伝えたいときには辛いですね。

自分の食べたいものも注文できなくて、自分の病気の症状も正確に伝えられなくて、自分の探しているものも聞けなくて、自分の住所とか行き先もいえないなんてやっぱり辛いですよ。

もう少し吃音症でも生きやすい世の中を作りたいですね。

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