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「理想的な大人像」について僕はこれまで深く考えてきませんでした。
しかし、成人し、社会人の仲間入りをした僕にとっては考えたくなくても、考えざるを得ないテーマだと思っています。もちろん考えなくても大人にはなれるし、結婚できるし、仕事もできるし、親にもなれる。
でも、それでも考えておきたかったんですよね。これから自分はどういう大人になりたいのかを…。
こんなこと書いています
小さい頃に憧れていた「理想の大人像」。
小さい頃のぼくが憧れていた「理想の大人像」は、本当にありふれていると思います。
- とりあえずカッコいい
- 機械とかなんでもいじれる
- なんでもできる
- ぼくたち子どもを未知の世界に連れて行ってくれる
- 知らないことをなんでも教えてくれる
- いつも働いている(寝ているところを見たことがない)
まぁなんともメルヘンチックな感じですねw(自分で書いておきながらw)でも、これがぼくが憧れていた「大人」なんですよ。
親父はなんか良くわかんないけどかっこいいし、「やってみせて」っていうとなんでもやってくれるし、教えてもくれる。海外にも連れて行ってくれたし、いろんなところに連れて行ってくれていろんな体験をさせてくれた。母親は、なんでもできるわけではなかったけど、寝ているところを見たことがないくらい働いていた。本当に両親は憧れの「大人像」と言っても過言ではないですね。
大人になってわかる「大人」の真実。
僕も25歳になり、年齢的に大人の仲間入りをしたわけだが、子どもからみる「大人」と大人からみる「大人」には大きな違いがあることがよくわかる。
どういうことかというと、
- 大人は「なんでも」はできない
- 大人は「できないこと」はやらない
- 大人は「できること」しかやらない
- 大人も知らないことがたくさんある
- 大人ももちろん寝る
まぁ考えてみれば誰にでもわかりますよねw
子どもからみたら「大人」がかっこ良く見える訳。
理由は二つ。
- 大人は、子どもにはできないことができるから
- 子どもにできない姿は決して見せないのが大人だから
大人というかある程度の年齢になると、自分ができることとできないことの区別ができるんです。だから、子どもに「これやって」とか言われてできると判断すればやります。けど、できないと判断すれば「忙しい」とか言い訳して逃げる訳です。
けど、子どもには逃げたとは感じない訳ですよ。ただ、目に映るのは「なんでもこなす大人」とう幻想だけ。だから、子どもには大人はかっこ良く見える訳です。マジシャンみたい。ちゃんとマジックにはネタがあるってことです。
大人としての僕が考える「理想的な大人」。
まぁ大人になってみて、現実を知った訳ですよ。あー大人ってせこいなぁって。上手くやりくりしてんだなぁって。
でも、そういう言い逃れしてたり、子どもに見栄を張ってる大人ってなんかかっこ悪いなぁって大人になってみると思うんですよ。あーはなりたくない。
で、自分でも考えてみるんです。どういう大人になりたいかなぁ?って。マンガやアニメの世界での理想的な大人ではなくて、現実の世界でなりたい大人っているかなぁ?って。
で、出た一つの結論がこれです。
「子どものような大人。」
大人っぽい子どもと言えば、「体は子ども、頭は大人」な名探偵が出てきますけど、子どものような大人となるとそういないですねぇ。とりあえず、どんな感じなのかっていうと、
- 経験もお金も知恵もある
- が、もちろんできないこともある
- 睡眠もしっかりととってる
- 「できる」か「できない」かで判断しない
- 「できる」かはやってみてから判断している
- やりたいことをとことんやっている
- 知識・情報への好奇心が異常
- 常にワクワクしている
- 子どもを子ども扱いしない
で、具体的にどういう人?って考えると結構いるんですよ。
たとえば、
堀江貴文さん。言わずと知れて切れ者。好き嫌いははっきりしてそうですけど、「できる」か「できないか」で判断してないし、「やりたいこと」をとことんやってる感じが好きです。というか理想的です。
堀江さん年齢的にも十分大人だと思うんですよ。けど、行動とかみてると好奇心に満ちあふれてますし、どんどん新しいことをやってる感じとかちょっと子どもっぽくないですか?これがたぶんぼくの求める「子どものような大人」のイメージ像ですねぇ。
そしてもう一人は、評論家で、PLANETSの編集長でもある宇野常寛さんです。
宇野さんって著書を読んでいるとめちゃくちゃ真面目で働き者な感じがするんですけど、ラジオ聞いてると真面目とかそういう感じではなくて、とにかくアニメが好きだし、アイドルが好きだし、「遊んで暮らせるならその方が良いよね!」みたいな感じがとにかく好きです。
生きるためにやむなく働いているけど、働かなくていいなら働きたくないって本人も言ってますし、大学の頃は「女医と結婚して、プラモデル作っていたい」とか言ってたらしいですw
さいごに
「大人」っていうテーマは非常に考えさせられました。けど、真剣に「大人」について考えてよかったなぁと今は思っています。
なりたい「大人像」を考える機会ってそうそうないと思うんですよ。そういう機会が大人になるとなくなるから、どんどん適当な大人が増えるのかなぁって思います。もちろんそれがダメな訳じゃないですけど、「それで本当に良いの?」って問いかけたくなるのも事実。
成り行きにまかせた人生も良いかもしれないけど、やっぱり理想を描いてそれに向かって走ってる人ってカッコいいと思うんですよ。ぼくなんてまだまだ大人にも、子どもにさえも誇れる人生じゃないです。でも、いつか誰かに「こういう人になりたい」って人になりたいって強く思います。
今はただ突っ走るだけです。
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